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キャンペーン

#私が見た怪物 サイン入りポスタープレゼント

Twitterで #私が見た怪物 をつけて感想をつぶやいていただいた方の中から、
抽選で2名様にW主演、板尾創路×松田凌サイン入りポスターをプレゼント!

<締切>3月20日(月)正午

※当選者の方にはDMにてご連絡をさせていただきます。
※一定期間返信をいただけない場合には当選辞退とさせていただきますので、メッセージリクエストのご確認をお願い致します。

キャンペーン

リピーターチケットのご案内&サイン入りパンフレットプレゼント!

会場ではリピーターチケットを販売中です。
【販売価格】S席:7,500円 バルコニー席:6,000円(それぞれ定価の1000円/500円引き)
【販売公演】3/11(土)14:00公演〜3/18(土)17:00公演(対象計11公演)
※座席の選択が可能です。
※リピーターチケットに限り各種クレジットカード、交通系ICにて決済ができます。

さらに!対象公演でリピーターチケットを購入されたお客様の中から抽選で、
全キャストのサイン入りパンフレットをプレセントします!

【販売クール】
① 3/10(金)〜3/11(土)(3公演) ※1冊当選
② 3/12(日)〜3/14(火)(4公演) ※2冊当選
③ 3/15(水)〜3/17(金)(4公演) ※2冊当選
※購入時に整理券をお渡しします。整理券に掲載されたQRコードから、メールアドレスの登録をお願い致します。
当選者の方には、各クール締切翌日の正午を目処に、メールにて当選のご連絡をさせていただきます。

          

アフターイベント

3月17日(金) ティーチインレポート

17日の公演終了後、2回目となるティーチインイベントを開催しました!
それでは甲斐さやかによるQ&Aの一部をお届けします!

Q. 壁が崩れた後にでてくる奥のセットが、照明の緑色も相まって怪物の世界のように感じました。どういった意図を込めたのでしょうか?
A. 本作の脚本を書き始めた時に、山川と町月キャラクターが最初から頭に浮かんでいて。山川の「心」の壁が崩れるということを実際の壁を使って表現したいと思いました。
当初は壁が崩れるというよりも、教会の壁がパズルのように分解されていくような描写を考えていたんですが、町月という人間は山川の心なのか、信仰なのか、壁をすごい勢いで壊してくるじゃないですか。前回のティーチインでも触れましたが、町月には「自然を引き連れてくるトリックスター」といったイメージがあって。自然信仰みたいなことだけを言ってるわけじゃないんですが、何かもっとすごい大きいものを彼は背負っていて、山川神父の思っている世界と違うものを破って通過してくるというか。なので壁が崩壊した向こうには自然が広がっているということを表現したかったです。

Q. クライマックス、「舞ちゃんのことは返してあげてくれませんか」という最後のセリフの後に、白いフードの人が現れて後ろから抱きかかえるというシーンがありましたが、「赦しを得る」といった印象を受けました。どういった意図があったのか教えてください。
A. 「許し」という意味もありますし、山川と町月、表裏一体の2人が「ひとつになる」という意味も込めました。山川と町月はずっと表裏一体。靴下の表裏もそういったことを表しているのですが、衣裳の色は正反対で実は名前も似ている表と裏の2人が、「ひとつになる」というイメージで、白い布で包むというアイディアが浮かびました。

Q. 「三百六十五歩のマーチ」が使われていましたが、選曲の理由を教えてください。
A. (松田)実はこれは台本にはなかったんです。ラジカセのシーンは、町月が曲を入れ替えたりするっていうのが、神父がより滑稽に見えるというのを、稽古で板尾さんがアイディアを出してくれて。 選曲も板尾さんのアイディアだったんですが、すごく曲調も意味合いも讃美歌と真逆の曲なので、よりおちょくっている感じがでるなって。
町月が歌うシーンでは、もともとト書きに「讃美歌を鼻歌で歌う」と書かれていたんですね。このシーンも、「人生はワン・ツー・パンチ、汗かきべそかき歩こうよ」の歌詞が、後藤のことで心情を吐露するように話していく山川さんとどこかリンクしていくんですよね。でも町月が滑稽に、音程だのそういうの気にせず高らかに歌っているので、その不気味さが、山川神父にも刺さるし、お客様にも「何だ?」って気持ち悪さを感じてもらえたらと思って。
作品ができあがる中で、甲斐さんが描いた世界を具体化したいと思って演じているんですが。願わくば甲斐さんの想像を超えたいという欲があるんですよ。このシーンは甲斐さんの世界観をもとに、板尾さんがアイディアを出してくれて、それを自分がアレンジを加えて演じさせていただきました。

Q. 町月は最初は靴を履いていましたが、壁が崩れたあとは裸足になっていました。ラストシーン、舞花ちゃんは裸足に靴を履いて、靴下でできたような猫を抱えていましたが、裸足と靴下はなにか意図などありましたが?
A. 前の質問で、町月の存在は自然を引っ張ってやってくるトリックスターという表現をしましたが、町月は山川の中にもみるみる入り込んでくる不思議な存在で、山川に侵食していきます。町月がどんどん頭角を表していくわけですが、そうなるとこの存在は靴なんて履いてないだろうと、イメージが浮かんでいました。
町月はずっと表と裏の話とか、靴下とかいじくり回しながらするじゃないですか。そういう意味でも、裸足になった彼の足がが印象に残るといいなと思っていました。教会のロウソクが消えるシーンでも、山川が聞く足音は裸足の音にしたりとこだわりました。
最初は松田さんの足が心配だったんですけど、すすんで裸足になりますよって言ってくれて。松田さんがやってのけてくれて大変ありがたかったです。

(松田)僕としてもそういった演出をしていただけて嬉しかったです。舞台上で裸足になるのは、細心の注意を払わなければいけないし、ある種タブーであると思うんですが、そこを越えて裸足でやりたいと思えるこの作品の世界観を与えてもらえたのは嬉しかったですし、裸足でやるメリットが多いと思ったんですよね。足音の響き方が違うものになるし、町月は靴下をシンボルとして扱っている分、その靴下を「履かない」という選択をしているのはなぜなのか。と僕は思いましたし、そういった演出をしてもらえたのはすごく嬉しかったです。

(甲斐)舞ちゃんが最後に持ってる靴下の人形も、町月との関連を思わせる感じになるといいなと思って靴下で作りました。どうしてもああいった、だらーんとした猫がよくて作ってもらったんです。

以上、3月17日(金)のティーチインレポートでした!

アフターイベント

3月14日(火) ティーチインレポート

14日のソワレ公演終了後、初のティーチインイベントを開催しました!
たくさんの質問をありがとうございます!お客様の着眼点に、演出・甲斐さやか、松田凌も驚くばかりでした。 それでは甲斐さやかによるQ&Aの一部をお届けします!

Q. キャクターの名前に関して、登場人物の名前に山、川、町、里、谷が入っていますが、名前に込められた想いなどありますか?』(Twitterでいただいた質問)
A. 色々な想いを込めたキャラクターですが、町月のキャラクターの役割の一つとして、『自然を引っ張ってやってくるトリックスター』というイメージがあって、彼には「月」という名前をつけました。
現実に差し込んでくる月もそうですが、自然を背負って神父さんの「壁」を崩すトリックスターという意味合いを込めたかったので最初に「町月」の名前を考えて、そこから自然にあるものからとって名付けていきました。

Q. 一番奥のロウソクだけが本物に見えました。ほかのロウソクとの違いは?
A. おっしゃる通り、演出的な意図があって1本だけを本物にしています。やっぱり影の揺らぎ、炎の揺らぎが、作品全体に影響を与えてくれるなと思いました。全部を本当の火にするわけにもいかないので、安全を考慮した上で、1本でも本物の火をいれることで視覚的効果が絶大だろうと考え、下手奥の1本だけを本物にしました。気づいていただいてありがとうございます!

【プロデューサー後記】松田さんからは稽古場での裏話が明かされましたが、この1本のロウソクを巡って様々な試行錯誤が繰り返されました。「ロウソクが消える」シーンはすべてスタッフが手作業で消しているんです!

Q. ステージにはロウソクが6本、町月が6人を殺した、など「6」という数字が気になりました。そこに込めた意図を教えてください。
A. 完璧な「7」に「1」足りないという意味を「6」には込めました。
ロウソクが1本ついていない、など「1」足りないという演出も散りばめました。

Q. 天秤が印象的でした。左側にある天秤は白くて砂も綺麗に盛ってあって、右側は赤くて砂が一部欠けてるというような形になっていましたが、なにを象徴していたのか教えてください。
A. 例えば赤って、血だったりネガティブなイメージがあるかもしれませんが、でもそれは血液すなわち"生命"だったり、ポジティブな意味もあると思うんです。
色んなメッセージを込めて天秤にしたのですが、やはり赤という色を付けることにはすごいこだわって、"純白"の白よりももっと荒々しく、そういった表情が見えるように加工してもらいました。
ちなみに赤い砂という意味では、ポスタービジュアルで板尾さんと松田さんの顔につけたのも赤い砂です。白い砂もそうですが、メッセージを色々込めて、視覚的に何か受け取っていただきたいと思っていました。

Q. 作品の音についてお伺いしたいです。ラジカセの音だったり、音声だけだったり、生の足音などありましたが、特に意識したことはありますか?
A. 音は毎日のようにちょっとずつ変更したり、とてもこだわってみんなで作っています。足音に関しては、町月が裸足になるじゃないですか、その町月を感じてもらえるように裸足の音にしています。そして特に闇とか象徴するものを感じていただける舞台にしたかったので、色々とリアルに感じていただけるように、音響の設計にはこだわりました。

Q. タイトル『聖なる怪物』に込めたメッセージを教えてください。
A. 人は本当に多面的ですし、町月も山川も、何があってああいう風になったかはまたドラマがあると思うんですが、誰もが心の中に「聖なるもの」と「怪物」の両方を飼っていると思います。
そして特に今回言いたかったのは。神父様って自分は「神」じゃないですよね。でも神をを語らざるを得ない仕事で、そしたら目の前に「神」のような人が現れてしまうというのがストーリーの肝であり始まりです。
最後何となく、この山川が「聖なるもの」と「怪物」の両方の面を持っていて、どちらの人物に対してもというか、出てくる人みんなに当てはまるかもしれませんが、『聖なる怪物』と名付けたいなと思いました。

【プロデューサー後記】本作は英題を"The Sacred Men"と名付けています(公式サイトのURLにもなってますね!)。上記甲斐さんの思いを込めてつけたタイトルですが、この作品をご覧になった方は、その意図がわかっていただけるかなと思います。

以上、ティーチインレポートでした!3月17日(金)の公演終了後にもティーチインイベントを行います!演出家の生の声を聞くチャンスです、お楽しみに!

アフターイベント

アフターイベント開催決定!

各回上演後、アフタートーク/ティーチインを実施します! 各回〜15分程度を予定しております。
ここでしか聞けない裏話が聞けるチャンスです!お楽しみに!

グッズ

パンフレット

読み応えたっぷりの内容となっております!ご観劇の記念に是非お買い求めください!

グッズ

ポストカード

A・B 2パターン、各6枚入りです。各回数量限定となっております。
さらに、キャスト直筆サイン入りカードが数量限定で封入されています!是非お買い求めください!

メディア情報

インタビュー記事まとめ

2023.01.14 ローチケ演劇宣言! 
板尾創路インタビュー
https://engekisengen.com/genre/play/49135/
稽古が始まる前のインタビューでしたが、板尾さんの不思議なご縁など、とても興味深い内容になっています!

2023.03.06 2.5ジゲン!! 
松田凌インタビュー
https://25jigen.jp/interview/88767

2023.03.10 ORICON NEWS 
ゲネプロレポート
https://www.oricon.co.jp/news/2270928/

お知らせ

【3月13日】マスク着用ご協力のお願い

この度政府より「マスク着用の考え方の見直し等について」の方針が示され、本日・3月13日から適用となりました。
これにより基本的なマスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、<事業者が感染対策上の理由により利用者にマスクの着用を求めることは許容される>という定義から、本公演では明日以降の公演におきましてもこれまでと同様に、劇場内(ロビー及び客席内)ではマスクの着用をお願いいたします。
劇場係員・公演関係者も引き続き、マスクを着用させていただきます。
ご来場のみなさまにおかれましては、何卒ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。